今日は「声を出す呼吸」をご紹介します。
この呼吸法は、深い呼吸ができるようになるトレーニングを行うための呼吸法です。
深い呼吸を通じて、精神的な安定性を手に入れることができます。
お坊さんの「読経」のようにテキストを読み上げていく呼吸法なのですが、
意識するのは、読み上げる時の息継ぎの回数です。
読む時には、あまり下を向かず、
(1)できるだけ響く声で、
(2)できるだけ息継ぎを少なく、
この2点を意識して、読んでみてください。
息継ぎの回数を減らすことを注意することで、
呼吸と読む内容に意識を向けることができます。
本を読むときは、目は文章を追っかけていても、内容に集中してなくて、
別の事を考えていたりすることがあると思います。
この「声を出す呼吸」を続けていくと、そういったことがなくなり、
本を読むときには、たとえそれが黙読であっても、集中できるようになります。
また、声を響かせることで全身を緩める効果や、
血液を活発化させて全身を温める効果があります。
これからの季節、冷房でカラダが冷える方は
休憩中に試してみてはいかがでしょうか?
カラダがポカポカと暖まってくる場合がありますよ(*^_^*)
ただし、遠慮なく声が出せる「場所」・・・見つけてくださいね(^_^;)