「呼吸で心を整える」~マイブレス式呼吸法で得られるものは・・・~

2016年03月02日

    「呼吸で心を整える」~息詰まる息変えてみる年度末(元骨)~

    3月は、年度末のところが多いですね。学校も会社の決算もそうです。
    今日は、そんな慌ただしい年度末を迎えた友人の日常に、「呼吸法」がお役に立てた話です。

    ***以下、友人が毎日発刊している「校長通信」の抜粋です***
    3 月に入り、卒業式という声が聞こえてくると校長と してはとても焦ってきます(笑)。朝会でする話は少し 考えた程度でできますし、そんなにプレッシャーはないので すが、卒業式の式辞となると全く違います。一応、入 学式にしろ、始業式・終業式も原稿は作りますが…卒 業式は、学校を代表するものですから、特別です。考 えなくては、作らなくてはと思うと余計、空回りにな ります。そんな風に思っているとき前々から読もうと 思って校長机に置いていた友人がくれた本に目がいき ました。不思議なもので大いに参考になる内容でした。
    「呼吸で心を整える」(倉橋竜哉著)という本です。その 中に「息(いき)がつまれば、行き詰まる」「息(いき)を変 えれば、生き方が変わる」とありました。また、「忙し い」とは「心を亡くす」と書くが、息は「自分の心」と書く、 一息つくことで、「心を取り戻す」と書いてありました。
    「呼吸法」に関しては常々大切であり、心身に影響するものだとは知っていました。読み進めているうちに呼吸を意識したのか何となく落ち着いてきました。
    例えば、「数える呼吸」は忙しさを亡くす(感じさせな い)ともありました。私達教師はこの時期になると、めまぐるしく忙しく、つい体調を崩したりちょっとしたミスをしてしまったりしがちです。忙しいと思えば思う程、しんどいと感じれば感じる程、ゆったりとした深くて穏やかな呼吸を意識してちょっと試してみては どうでしょう。
    本にもありましたが、数分でできるし車でも椅子に座ってもできる、忙しくてもたっ た数分焦ってしても余計に逆効果になるということにも納得です。この学年末は、成績処理にしても 通知表に加え、指導要録もあります。卒業学年は中学校へ送る指導抄本も加わります。それに、各自 の校務分掌についての事務処理にも追われます。腹が立ったりムカついたりしているときは呼吸が浅 いときで、息がしづらくなるのです。心にも余裕がなくなるということでしょう。体調を崩すのも、 もうこれ以上限界だから休め!!という信号が発せられているからですし、いつもしないミスをしがちの ときも余裕がないときです。
    先号で少しふれましたが「体罰」事案についてもそうです。大阪市の高校 の部活での体罰事案と同じで、強くなりたいたけでの余裕のなさと練習に明け暮れる忙しさが引き起 こしている要因は大いにあると思います。冷静であれば、手を出したり暴言を吐いたりして体罰にはつながらないはずです。きっと、体罰のときも息は切れ切れで呼吸も浅くなっているときなのです。 それに、この「数える呼吸」はダイエットにもいいらしいです。去年、親父のモーニングを仕立て直して卒業 式に臨みましたが、実はそのときと比べて明らかに腹回りが大きくなってきているのです。今年にな ってからは、ちょっと怖くてそのモーニングに袖を通していません。卒業式に着られなくなっては大変で すから(笑)ね。
    因みに「ため息」もすれば、幸せが逃げていくと言われていますが、一息つくということからも深くすれば効果があるようです。私が大きくため息ばかりしていたら、式辞を考えている、ダイエットをしていると思っておいてください。また、「声を出す呼吸」は「声を出して読む」ことに集中してできるようにもなるようです。式辞ができたら読み上げる練習もいりますからね。私は以前プール掃 除で転んで前歯を 3 本折って、差し歯にしてからはどうも滑舌が悪くてすんなり言えないことが増えていますから、余計に声に出して読むことが必要です。校長室が閉め切られていて何やら独り言が聞 こえてきたら「式辞の読み上げ練習」だと思ってそっとしておいてくださいね。忙しいときだからこそ大変なときだからこそ、余裕がもてるように大きく呼吸しながらいきたいですね。そして、この学年末 乗り切って笑顔で締めくくっていきたいですね。それが次にもつながるとても大切なことになります。
    ***ここまで***

    少し長い引用になりましたが、本当に日常の中でお役に立てるんだなぁということを実感させてもらえたことは、なにより嬉しいことです!
    どうですか?あなたも早速始めてみませんか?
    マイブレス式呼吸法は、「いつでも」「どこでも」「誰にでも」取り組めるのが特徴です(#^.^#)
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